龍時 01-02 ~漫画よりもおもしろいサッカー小説、ここにあり~

野沢尚作品を立て続けに読んでいる。

「龍時」は、現実に即した形で展開するサッカー小説である。

ワールドカップ前に読んでおけば良かったと思える。
それは、ピッチでの選手の状況や、選手を商品として扱う風土など
「キャプテン翼」では分からない臨場感ある作品だからだ。

「文章でここまでサッカーのプレーをイメージさせるのか!!」
と、思わず唸る快作である。

「龍時」は、02-03、03-04と続くのだが、ご存知のように未完となっている。
惜しい作品だ。

この作品、日本サッカーのタブーを鋭く指摘している。
日本サッカーが好きだからこそ、厳しい表現になっているのであろう。
龍時が日本サッカーに閉塞感を感じるあたりは、日本サッカーが
修正していかなくてはいけない部分であり、納得できる。

作中に
「俺が信用されてなかったんじゃない、
俺が仲間を信用していなかったのだ」

という心に残る言葉が登場する。

これって、サッカーにだけ通じるのものではないんだよなぁ。
相手に心を開かないとうまくいかないことは仕事上でも本当に多い。
「俺が信用されてなかったんじゃない、
俺が仲間を信用していなかったのだ」
もう一度肝に銘じたい。

01-02のラストは帰化という話題で終了する。
その後の展開が楽しみだ!!
banner_01.gif bnr.gifにほんブログ村 テレビブログへ