とにかく一気に読みきってしまえる傑作だ。
スペインの一部リーグにレンタル移籍し、そこでの活躍が描かれている。
リュウジの成長は、読み進めていくうちにも手に取るように分かり、うれしい。
どうしても、フィクションのサッカー漫画は、人間ではありえない力技が多用される。
それは、「キャプテン翼」に限らず、多くのサッカー漫画で言えることだ。
「龍時」は違う。
リュウジは人間で、本当にそこらにいるティーンなのだ。
リュウジの人間臭さが好きだ。
父親との関係、母親との関係、妹との関係、マリアとの関係、アリシアとの関係
すべての人との関係が”人らしく”描かれていて、親近感が持てる。
そのリュウジはスーパーサブとして活躍し、自分の力を見せ付けはじめる。
そして、最後は日本代表と戦う。
良くできたストーリーです。
フィクションなんだけど、いたるところに現れる実名がノンフィクションを思わせる。
というよりも、
ノンフィクションであってほしい
リュウジが日本にいてほしい
と思う気持ちが強いのかもしれない。
03-04はリュウジが、日本のオリンピック代表として戦います。
監督との戦い、チームメイトとの戦い、もちろん相手国との戦い見所は多い。
でも、もう続きは読めない・・・
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yqoaxfpre