「さとうきび畑の唄」「広島・昭和20年8月6日」に続く
TBS戦争テーマドラマ第3弾。
森山未来よくがんばったなぁ~っていう作品。
心に残る台詞が散りばめられてた。
渋谷や現代の街を見ながら吾一が言った言葉。
「こんな世の中を作る為に、
散っていった衛兵たちは、
国を守る盾となって、命を捨てていったあの尊い犠牲は
こんな世の中を作るためだったのか」
そう思うんだろうなぁ。今の時代とのギャップには驚くだろう。
今の時代に、”命をかけて”なんていうことは皆無だから。
そして、人間魚雷で突っ込む健太が言った言葉。
「もしも帰ったら、教えてやるよ、ミナミ。
この60年前の戦争中の人間はな、
俺たちと何も変わんねーんだよ。
いいヤツもいれば悪いヤツもいて、
笑って、怒って、泣いて、信じて、怯えて、悩んで!
誰かを好きになって、自分のことを認めてもらいたくて!
親父にもお袋にも教えてやるんだ!
俺は俺の為に突っ込むんだ。
国の為なんかじゃねー!
ミナミのために・・・
ミナミとまたいつか出会うために・・・。」
(どらまのーと「僕たちの戦争」より)
いつの時代も、19歳は19歳なんだ。
この台詞は心を打たれた。
ただ、全体に描き方が雑な気がしてならなかった。
2時間という非常に限られた時間で描くにはもったいない題材だったのでは。
もっともっと丁寧に描いてほしかった。そして、もっともっと丁寧に作ってほしかった。
ひどかったのは人間魚雷を搭載した潜水艦が出航する場面。
クロマキーを使った合成の処理が雑で、人と景色の境目になんやらもやもやとした感じが・・・
こういうので一気に興ざめしてしまう。
もったいない。
あと、嫌いなのは安っぽいベッドシーン。
あんなシーンいらないわけですよ。
エッチしようが、しないだろうがどうでもいい。
なんでああいうシーンを撮らなくてはいけないのかが不思議でならない。
愛するということを、ベッドシーンで表現する演出家は
私の中で最低ランクに値する。
ラストシーンに浮かんできたのは、吾一だったのか、健太だったのか。
どちらでもいい。
ミナミが幸せであれば、そう思ってしまった。
戦争は幸せをもたらさない。
分かりきっていることだが、改めて、そして継続的に伝えなくてはならない。
これからもTBSはいい題材を見つけ提供していくべきだ。
この記事へのコメント
なおみ
今、作品の中でCGを使っていない作品は少ないですが、CGというのは描く、撮る、編集するという制作段階において別過程にあります。
進行におけるTKと同じように専門職なんですね。
全くの別技術である為、作品として何処までCG加工に頼る、力をいれる、と言うのは予算の関係上難しい所なのでしょう。
ディレクターや、エディターはCGについてはあまり知らない事の方が多いです。
クロマキー技術くらいのレベルなら出来ない人はいないので、予算がなければクロマキーで自分でやる、と言う風になるのでしょう。
実写で撮るほうがお金がかかったり、そこはプロデューサーも頭を悩ます所なんでしょうな。
ピンポンの曽利監督などは元々自分がCG職人、TITANICのCGスタッフも経験している人ですから異例ですが、ピンポンは見事に得意分野を生かした作品と言えますね。
しかし、今回のこのドラマ、私は見ていないのでなんともいえませんが、どんなに知識がなくても丁寧に作ることは誰にでも可能です。
そこはなんであれ、伝わる作品であって欲しいですよね。
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