明日の記憶 ~明日は我が身と思うと・・・~

アルツハイマーは老人の病気だと思っていた。
そして、単に”もの忘れ”というレベルのものだと思っていた。
それが実は大きな間違い。

若年性アルツハイマーという病気があり、
しかも数年で死につながる病気なのだ。

荻原浩の「明日の記憶」は、
若年性アルツハイマーに犯された
49歳の広告代理店営業部長が主人公。
渡辺謙が原作を読み、自ら映画化を打診した作品でもある。


とにかく明日は我が身。
この本を読んでから、怖くて怖くて、ちょっとでも”もの忘れ”をすると・・・
って思うほど、神経質になってしまった。

会社の人のことを忘れてしまう。
子供のことを忘れてしまう。
妻のことを忘れてしまう。
そして、何もかもを忘れて死をむかえる。

悲しすぎるし、周りがとにかくつらい。

ラストシーンはわかりきっていることなのだが、とにかくつらい。


感動ことよりも、怖いというのが本音だ。

怖いので、「若年性アルツハイマー病」を調べてみた。

gooヘルスケアの”意外と知らない若年性アルツハイマー病”
http://health.goo.ne.jp/column/healthy/h003/0051.html 

(前略)
若年性アルツハイマー病も老年性と同じように、最初は、もの忘れが増える、日付や自分のいる場所がわからなくなる、感情表現など精神活動が低下する、といった症状が見られますが、老年性よりも病気の進行が早く、症状も重くなる傾向が見られます。
 また、働きざかりの40、50代でアルツハイマー病を発症するわけですから、家計や介護などさまざまな面で問題がおこります。

 しかし、若年性アルツハイマー病は、老年性のように誰もがかかる可能性がある病気ではありません。若年性アルツハイマー病の原因は、遺伝によるものがほとんど。ごく大まかにいって、アルツハイマー病の原因となる遺伝子に異常がある人は、40代でも発病する可能性があるのです。原因となる遺伝子は次々と見つかっていますが、まだ研究は半ばで、しっかりした遺伝子診断ができる状況ではありません。また、万が一発症しても、発症初期より前の「前駆期」段階で発見し、適切なケアを受けることができれば、病気の進行を遅らせることができます。
(後略)

遺伝が大きく関係あるんだ~
「明日の記憶」の主人公の父親がアルツハイマーだったことを考えると合点がいくわけだ。

とにかく映画を見てみたくなった。
堤幸彦がこの難しい題材をどのように描いたのか。
興味深い。

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