4月スタートドラマ中最低視聴率を更新する金曜ナイトドラマ「雨と夢のあとに」。
視聴率とは裏腹に、きちんと作られている作品。
脚本は「キャラメルボックス」の作演出の成井豊という異色作品。
(キャラメルも今年で創立20周年だそうです・・・)
13日の回は
秀逸で家族全員で亡くなったと思いきや、父親だけが生き残っていて
そのことを心配した家族が成仏できなかった。という内容。
ラストまで全く想像がつかない内容。
ラスト家族が消えてしまうシーンは涙モノです。
でも、なんで視聴率が延びないのか??
①演出が演劇チック過ぎる。
私は以前演劇に関わっていたが、そんな私でも「演劇すぎだよ~」
と思ってしまう。
「演劇すぎ」というのは、一般的な人から見れば”大袈裟”、言い方を悪く言うと
”わざとらしい”になると思う。
それが、一般の人には抵抗感あるのでは??
②出演者があまりにも地味
これは、キャストを見てもらっても分かるとおり。
ヒロインの黒川智花は「金八」「逃亡者」などで、昨年も実績を収めているが
全国区ではない。
沢村一樹、木村多江が2番手、3番手では苦しい。
一方、ブラザートムは大金星の活躍。これから役者の仕事が増えるのでは?
③枠の問題
この枠は、「トリック」「スカイハイ」「只野仁」と一貫性がない割に
ヒット作を生み出している。
ただし、どの作品もいろんな意味で”大人向け”ではないか?
「雨と夢のあとに」は、もっと若い層に受けると思う。
月曜ドラマ・イン枠があれば、いけたのでは。
今後は、雨が父親の死をどのように受け止めていくか。
この描き方によっては名作となりうる作品である。
12:37
この記事へのコメント
ラスティ
なんかとてもショックです。最近見たドラマの中ではダントツに感動を与えてくれる内容だと思う。
なぜこの番組が、周りに受け入れてもらえてないのかな・・・。?とても疑問です。
関西では、バーレーン戦の前に放送されました。これがきっかけで関西だけでも、この番組で感動してもらえる人が増えて欲しいですね。
ゆな
遊
と言いながら、たまたま旅先でつけたテレビで発見して以来の視聴者。
何か分からず見始めたんですが、かなりはまってます!
話がしっかりしてますよね。確かに華はな…
にしても、役者にはずれは無く、入りこんでます♪
ようすけざん
おそくなりごめんなさい。
9時台もしくは8時台でもいいドラマじゃないですかね。
ゆなさん
コメントありがとうございます。
確かに11時15分からではつらいですよね・・・
遊さん
人気ないみたいなんですが、段々と数字は上昇して
います。いよいよ終盤戦ですので、残りが楽しみですね。