「金スマ」については、
以来、12年半ぶりの記事。
野口五郎は一度「金スマ」への出演を見送ったと言っていた。
でもこうやって出演したのは、中居正広がMCだったからではないだろうか。
今日の「金スマ」を通じて、
中居正広は一貫して、野口五郎に無理やりしゃべってもらおうと姿勢は皆無だった。
だからと言って、中居正広がしゃべらない。
野口五郎が話したいことを話してもらう。
だから、中居正広は徹底的に聞き役に回った。
ここが中居正広の天才的な能力である。
今日の「金スマ」のラストでも、西城秀樹のVTRのあと野口五郎からは言葉が出なかった。
そのあと中居正広は「うん」としか言わなかった。
「五郎さん、どうでしたか?」と聞きたいところだが、中居正広は聞かなかった。
そのあとに、野口五郎が発した言葉は「うん」だった。
これがすべてだ。
私たちは生きている。
行間が読める、これだけですべてわかる。
一つ一つの気持ちを、言葉ですべて説明する必要はない。
完全に余談だが、
「秀樹、還暦」
これが聞けただけで、コサキンリスナーには大満足なのだ。
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