ザ・ブラックカンパニー ~ブラック企業の社長の速水もこみちがすごい~

2018年2月からフジテレビTWOで放送された
江上剛原作 工藤阿須加
主演の「ザ・ブラックカンパニー」が地上波で放送されている。

ザ・ブラックカンパニー (光文社文庫)ザ・ブラックカンパニー (光文社文庫)

ストーリーは以下の通り。

ミュージシャンを目指し、フリーター生活をしていた水野剛太(工藤阿須加)は、突然、バイトしていたコンビニが閉店し途方に暮れていた。そんなある日、新規オープンしたハンバーガーショップ「ヤンキーバ―ガー」が目に留まり店に入ると、フェラーリを乗り回す社長、尾関克也(速水もこみち)に、味の感想を求められる。「まぁまぁだけど、パンチが足りないかな?」などと、適当に上から目線の感想を言うと、そんな水野を気に入った尾関に「うちで正社員として働いてみないか?」とスカウトされる。

フリーター生活をやめてヤンキーバーガーに入社すれば、母を安心させられると同時に、いつかフェラーリに乗れる人生が待っているんだと思い、入社試験を受ける決心をする。

試験会場に行くと、やけにセクシーなミニスカートの女性・菊川玲子(MEGUMI)に案内される。そこには水野の他に有名大学を中退した引きこもりの如月雅也(岡山天音)しかいなかった。2人はそのまま無試験で合格。無試験だったことに、やや不信感を覚えるも、尾関が世界一のハンバーガーショップにするという夢を熱く語る姿についついその気にさせられてしまった2人は、その場でよく読みもせず、“就労契約書”にサインする。そして、そのまま「鬼タケ」こと猪瀬武雄(深水元基)の指導の下、3日間の泊まり込み研修で拳や指導棒で叩かれ、怒鳴られながら、会社の理念や仕事内容を叩き込まれる水野たち。心が折れそうになる寸前に、尾関がやってきて“アキラメ”を反対から読んだ言葉「メラキア精神」について語り出し、それで2人は完全に洗脳され、研修を終えて同じ店舗に配属される。

そこの店長の大溝末男(尾上寛之)は笑顔を絶やさず誰よりも働く真面目な人物だった。しかし、大溝は店に泊まり込んで働く日々が続き、売上が悪いと社長からプレッシャーをかけられ、時には支出を抑えるためにアルバイトの人件費を自らの給料から補てんしているという。そんな時、水野はアルバイトの伊藤碧(保紫萌香)から、ヤンキーバーガーがブラック企業だという噂がある、と聞かされ…。
http://otn.fujitv.co.jp/black-company/story/index.html

いや~速水もこみちのブラック企業の社長が適役過ぎて怖すぎる。
そしてこんな企業あるある感がすごい。

店長が過労であっさり2話目に死んでしまった。
自腹で売り上げを補填させられる、いやさせられてはいなかったが、
売り上げを上げるために自分の給料を充てるというのも聞かない話ではない。

少し話は反れるが、金券ショップに行くと、年賀はがきやかもめーるが安く売っている。
これは、郵便局が局員にノルマを課していて、それが売り切らないからという話は周知の事実。
今日においても、金券ショップに年賀はがきやかもめーるが売っているということは
民営化されても一向に体制は変わっていないということ。


ザ・ブラックカンパニー」は、そのような企業の様子をわかりやすく伝えているという点が面白い。
工藤阿須加が明るく演じているので、一見暗くなりそうな作品も明るく仕上がっている。
これはナイスキャスティングだと思う。

そして、保紫萌香が良い。

保紫萌香(ほし もえか)1995年8月23日生まれの23歳。
 
 twitter:https://twitter.com/moehamegenai
 instagram:https://www.instagram.com/moekappa823/

講談社主催のオーディション・ミスiD2016グランプリという経歴の持ち主。
その後、「100万円の女たち」「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」に出演。

100万円の女たち」「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」どちらも見ていたが、
存在には気付かなかった。

今回、「ザ・ブラックカンパニー」で保紫萌香を知ることができてよかった。

ミスiD2016のエントリーホームページの写真は秀逸
https://miss-id.jp/nominee/754

保紫萌香の今後は楽しみである。

そもそもMiss iDを初めて知った。
Miss iDのホームページにある「Miss iDって?」を見ると

これまでにいない「ネオガール」を探す講談社主催の女の子オーディション

新しい時代にふさわしい価値観やスタイルを持った女の子を発掘し、育て、従来の芸能的枠組みに縛られず、
その人にあったスタイルで世に出そうというネオガール・オーディション「ミスiD」。

従来のモデル、女優、アイドルといったジャンルの枠、ルックスや若さ、生まれながらの性別にとらわれることなど、
あらゆる「古い枠組み」に捉われず、女の子の多様性や個性、サバイブしてくやり方を見つけて行く
オーディションプロジェクトです。

2012年開催の第一回目以来、史上最年少ViViモデルの玉城ティナ、笑わない美少女女優・蒼波純、
”神スイング”稲村亜美、 LADYBABYの金子理江、アートスター・水野しず、広瀬すずに”日本一可愛い”と絶賛された多屋来夢、
透明感あふれる女優・保紫萌香、モテクリエイターとして大ブレイク中の”ゆうこす”こと菅本裕子など、
今までにいそうでいなかったインディペンデントなネオ・ガールの梁山泊となりつつあります。
一番新しいミスiD2018では、スキャンダルで話題になったほのかりん、現役AV女優の戸田真琴、
3DフルCGのsaya、ドールモデル橋本ルルなども受賞。
ジャンルを問わない女の子、待ってます。

だそう。

すでにミスiD2019の審査が始まっていて、145人がセミファイナルに残っているそう。
ミスiD2019セミファイナリスト、過去最多の145名発表!

今年七年目になるミスiD2019にエントリーした約3500名から、書類選考とカメラテストで残った145人の女の子たちは、本当にバラバラ。無名の女子中高生から、OL、元AKB・SKEから現役アイドル、女子高生ミスコン関東グランプリ、avexグラビアオーディショングランプリ、吉本芸人、女優、モデル、ひきこもり、パリピ、優等生、元ニコ動踊り手、走り屋、女子プロレスラー、衣装デザイナー、ロリータ、起業女子、シンガーソングライター、ダンサー、美術家、カリスマイラストレーター、SM嬢、自分の整形をカミングアウトする女子大生実業家、TikTokerやバーチャルユーチューバー、そして過去の過ちを清算しようとする女の子、心が女の子である男の子、まで。誰もが心の中に「光」と「闇」を同時に持つ時代の、最新形の女の子たち。
「あの子が輝ける世界なら私も頑張ろう」と思ってくれる一人でも多くのロールモデルを生み出すべく、今年は過去最多の145名がセミファイナルに進出。ミスiDは迷わずリベラルと多様性の海へ向かいます。

歴代ミスiDを見ると、すごい数の人数がリスト化されていて驚いた。
芸名も様々、これも驚き。

青春高校3年C組」も含めて、メジャーになる新しい入口が開かれているということ。
これはとてもいいことなのかもしれない。

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