未解決事件 File.07 警察庁長官狙撃事件 ~骨太な調査報道に感服~

NHKが2011年に放送を開始した「未解決事件


に続き、今回はFile.07 警察庁長官狙撃事件

事件の概要は以下の通り、

1995年(平成7年)3月30日 午前8時31分頃、
警察庁に出勤途中の國松孝次警察庁長官に対し、何者かが殺意を持って後方から拳銃4発を発射。
背部・腹部等への射傷による損傷に伴う出血性ショックにより瀕死の重傷を負わせた。

今回の「未解決事件 File.07 警察庁長官狙撃事件」で國松孝次警察庁長官の撃たれた後の写真があまりに衝撃的だった。
奇跡的に生き延びたとは言い過ぎではなく、奇跡だ。


今回の制作への意気込みは

今回のドキュメンタリーでは、捜査線上に浮上した
「オウム真理教の犯行説」「暴力団説」「北朝鮮説」、
そして「中村泰説」など、さまざまに検証を行いました。

その結果、番組で構成したのは、
わたしたちが取材し、一次資料や証言を得ることで、
裏付けが出来た事実に限りました。
こんな、取材者として当たり前の行為を、改めて突き付けられた日々でした。

愚直な調査報道をぜひ見てください。

この文章を見るだけで十分に感じる。
そして、その意気込み通りの充実した作品で、あっという間の49分間。

一次資料や証言
これらがいかに今ないがしろにされているか。
ワイドショーではこれらが忘れ去られ、憶測だけの議論が展開されものばかり。
未解決事件 File.07 警察庁長官狙撃事件」を見て、それに慣れてしまっていることに恥ずかしさを感じた。


この話題が文藝春秋でも2018年5月号で

として取り上げられ、この記事でも中村泰無期懲役囚犯人説を唱えている。

オウム真理教を犯人としたかった公安一課のプライドの結果だったのだろうか。

中村泰無期懲役囚の証言通り、隠されたものは山林から出てくるのか。
徳川埋蔵金さながらではあるが、今後の追加情報に期待したい。

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