ラストチャンス ~ラストの物足りたさは、本当に物足りなかったのか~

テレビ東京ドラマBiz「ラストチャンス


テレビ東京の月曜22時ドラマBiz枠、とても力が入っている。

ヘッドハンター」で江口洋介
ラストチャンス」で仲村トオル
次クールは「ハラスメントゲーム」で唐沢寿明

と、しっかりとした俳優陣をしっかりキャスティング。
そして、題材もしっかりしている作品が続く。

ラストチャンス」も、「半沢直樹」を髣髴させる作品だった。
最終回前まではなかなか見応えがあった。
そして、最終回への期待が膨らむ展開でもあった。

しかし、膨らんだ風船がぎゅーっと萎んでしまった。
しかも急激に。

こんなソフトランディングの展開見たいわけではなかったし、
最後だけ個性豊かだったキャラクター人の個性がなくなってしまった。
もったいなかったな。

なぜそう感じたのか。
そう考えたら、半沢直樹(堺雅人)のように
言いたいことを言ってもらえると気持ちよかったからだと気が付いた。

ただ、「ラストチャンス」の樫村徹夫(仲村トオル)は
言いたいことを言う時もあるが、基本的には大人。

象徴的なのは、ちとせ銀行時代の部下たちへの態度。
この2話だけでも千歳銀行時代の部下たち(町田啓太)は
手のひらを返しまくったわけだが、
樫村徹夫(仲村トオル)は最終的に彼らを糾弾することはなかった。

これが、半沢直樹(堺雅人)だったら、ボロクソ言っているんだろうな、と。

「半沢直樹」人気の秘密はここにあった。

だからあえて「ラストチャンス」は、そうしなかったのではないかと思う。
そう考えると「ラストチャンス」の終わり方はこれはこれでありだったのではないか。

だけど、やっぱりちょっとうまくいきすぎだよな。

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