2018年11月21日

宿泊税について思うこと

先日、京都市のホテルに宿泊したところ200円の宿泊税を徴取された。
生まれて初めての宿泊税を納税したいことになる。

大阪府で導入されたことを知っていたが
宿泊費が1万円を超えたことがなかったので徴取されたことはなかった。

調べてみると、

自治体
(導入時期)
東京都
(02年10月)
大阪府
(16年1月)
京都市
(18年10月)
金沢市
(19年4月)
福岡市
(未定)
福岡県
(未定)
民泊課税対象
×

1万円未満非課税非課税200円200円200円
200円
または
市町村の
税額
+100円
1万円以上
1万5千円未満
200円100円
1万5千円以上
2万円未満
200円
2万円以上
5万円未満
500円300円500円500円500円
5万円以上
1,000円
※金沢市は決定事項。福岡市は議会可決事項。福岡県は検討中。

と、導入済みは東京都、大阪府、京都市のみ。
そして来年2019年4月から金沢市で導入されることになっている。

ただ、下記のような記事が8月だが掲載されていた。

10億9千万円と見込んだ2017年度の税収は、実際には7割の7億7千万円にとどまった。17年の来阪外国人観光客は約1110万人で過去最多を更新したが、大阪府内の宿泊施設も増加しており、価格競争で宿泊単価が下がり、税収不足につながったとみている。

 このため、大阪府内の宿泊施設の単価を改めて調査し、ホテルや旅館の平均宿泊単価が約7200円だったことを有識者会議に提示。こうした調査を基に、「7千円以上~1万5千円未満で100円」への拡大で答申がまとまった。これにより宿泊者が課税される宿泊施設は、365施設から府内の半分以上となる約1500施設に広がり、年間約20億円の税収を見込む。府は、早ければ来年夏にも導入する方針で、9月議会に改正条例案を提出する考えだ。
(朝日新聞デジタル 2018年8月28日)

大阪府では、適用額を下げ7千円以上を徴取する方向に進んでいるようだが、
その続報はなく、どのようになっているか不明。

安易な増税はやめてほしいが、使用用途が明確であればそれも致し方ないと思う。

ただ、京都市の宿泊税の目的をホームページで確認すると、

〈宿泊税の目的〉
国際文化観光都市としての魅力を高め,
及び観光の振興を図る施策に要する費用に充てることを目的としています。

<税収の使途>
○住む人にも訪れる人にも京都の品格や魅力を実感できる取組の推進
(例)文化財保護や歴史的景観の保全,快適な歩行空間の創出,観光や文化の担い手の育成

○入洛客の増加など,観光を取り巻く情勢変化に対する受入環境の整備
(例)入洛客の安心安全確保,観光案内標識の整備,観光地トイレの拡充

○ 京都の魅力の国内外へ情報発信の強化

※ 近年課題となっている「京町家の保存・継承」,「道路の渋滞や公共交通機関の混雑対策」,
「違法民泊の適正化」などについても,宿税税を財源として,今後,取組を進めていく予定です。

とあったが、いたって曖昧。
しかも結局は観光客に還元されるような取り組みが多いように感じる。

特に、京都は観光客増加が、住民の生活に支障をきたすまでになっている状況があり
これを改善することに大いに役立ててほしい。

つまり早急にすべきは「道路の渋滞や公共交通機関の混雑対策」だ。
出張に行っても、とにかく市バスの時間が読めなく、乗れないこともしばしば。

宿泊税導入も良いが、住民満足度の改善を図らないと、
住民の流出が起こっていくのではないだろうか。
つまり、住民税等の本来徴取すべき税を徴取できなくなることが懸念される。

ちなみに京都市は、初年度19.0億円、平年度45.6億円を見込んでいる。
ラベル:宿泊税
posted by ようすけざん at 22:57| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください