2020年05月10日

12人の優しい日本人 を読む会(後編) ~カーテンコールに感動~

2020年5月6日(水)14時から
「12人の優しい日本人 を読む会」【前編】
2020年5月6日(水)18時から配
「12人の優しい日本人 を読む会」【後編】
が配信された。


前編については、
で触れた。

キャストの表情が一気にシフトチェンジした、
後半からの勢いは続き、緊張感を増しながら終盤へ。

途中のピザ屋登場が必要だったのかはさておき。
すごい空気感だった。
まるで劇場にいたとまでは言わないが、独特な雰囲気に飲み込まれた。

それは、演劇の一番の良さである”生感”が
これでもかというほどに伝わってきたからだと思う。
目の前の舞台にはいないが、可能な限りの”生感”、
それはキャスト陣の熱量の半端さによるものに他ならない。

その熱量はカーテンコールまで続いた。

熱量がそこまで強かったことは、
1号を演じた甲本雅裕のカーテンコール時の表情・空気間で
これでもかと伝わってきた。
思わず「お疲れ様でした」と言ってしまったくらい。

そのカーテンコールにあたる演出もすばらしく、
いつのまにか、なんだか涙が出てきてしまった。

相島一之演じる2号はもちろん素晴らしかったのだが、
阿南健治演じる4号のバランス感良かったな。

これ舞台でまた見たい。
キャスト・スタッフの皆さま、お疲れ様でした。
ありがとうございました。


ふと、舞台のことを考えてしまった。
舞台の公演日が複数あったら、初日に見に行くことが多い。
見始めたころは、千秋楽を選ぶことが多かったのだが、
今は圧倒的に初日。

なぜか?
それは、
おろしたてだからこそ起きる生感
を味わいたいから。

舞台が映像作品と違って魅力的なのは前述の”生感”もだが、
日々、毎公演ごとに”進化”させることができるということ。

つまり、毎公演完成作品を観客に届けてはいるのだが、
毎公演異なる完成作品を届けているということ。

恐ろしいのは”進化”させようとして、
結果”退化”してしまうこともあり、そこが”生感”の恐ろしさ。

だからこそ面白い。

映画が1回2,000円程度。
演劇が下北沢本多劇場クラスで1回5,000円程度。

それぞれが素晴らしい文化だから、単純に比較するものではないし、
演劇が映画の2倍の価値があると言いたいわけではない。

”生感””進化”を楽しみに、演劇をこれからも応援したい。

『12人の優しい日本人』
作:三谷幸喜
演出:冨坂友
出演:
1号 ・・・甲本雅裕 (初演時:小原雅人)
2号 ・・・相島一之 (初演時:相島一之)
3号 ・・・小林隆  (初演時:阿南健治)
4号 ・・・阿南健治 (初演時:小林隆)
5号 ・・・吉田羊  (初演時:かんみほこ)
6号 ・・・近藤芳正 (初演時:一橋壮太朗)
7号 ・・・梶原善  (初演時:梶原善)
8号 ・・・妻鹿ありか(初演時:斉藤清子)
9号 ・・・西村まさ彦(初演時:西村雅彦)
10号・・・宮地雅子 (初演時:宮地雅子)
11号・・・野仲イサオ(初演時:野仲功)
12号・・・渡部朋彦 (初演時:伊藤俊人)
守衛 ・・・小原雅人 (初演時:福島三郎)
posted by ようすけざん at 21:53| 東京 ☁| Comment(0) | 演劇全般 | 更新情報をチェックする
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