MIU404 ~車が大破するカーチェイスは何年振りか~

野木亜希子脚本 星野源・綾野剛主演「MIU404」が
コロナウイルス感染症の影響で放送開始が約3ヶ月遅れの
2020年6月26日に放送を開始した。

野木亜希子脚本さすがである。

その野木亜希子脚本について「MIU404」を見て改めて思ったのは
野木亜希子脚本は決して新しい切り口で物語を描いているわけではない
ということ。

分かりやすく言えば、野木亜希子脚本は

起承転結を明確に、テンポよく書いている。

で、脚本のセオリーに忠実に書いている。

もちろんこれだけでもドラマは十分に楽しめるのだが、
野木亜希子脚本はそこに

多くのリアリティと
フィクションならではのあえての過剰表現

を付加させている。
その2点こそが野木亜希子脚本の他者にはない魅力的な要素だと感じている。

この「MIU404」で言えば、
多くのリアリティは機動捜査隊と言う存在がそもそもそうだし、
その機動捜査隊は初動捜査のみに関わるという、一般人が知らないけど
実際に行われているという点もそう。

フィクションならではのあえての過剰表現は、
逃走車と警察車両のカーチェイスのスピードのなさはもう、
つまらないコンプライアンス上仕方ないとあきらめていた。
しかし、「MIU404」では「西部警察」「あぶない刑事」以来見た車の横転・大破。
気持ちよかった。
お金かかっている!
でもそのシーンはググっと引き込まれたのだから、
脚本野木亜希子、演出塚原あゆ子、そしてコンプライアンスをくぐらせただろう
プロデューサー新井順子の勝利だろう。

台詞の中でも「あぶない刑事」が出てきたなのは嬉しかったな。

金曜ドラマ「MIU404」これから毎週楽しみだ。

MIU404

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