【作品賞】
◎パパとムスメの7日間
テンポの良さと舘ひろし・新垣結衣を活かしたキャスティングを評価。
日曜夜にふさわしいスッキリした作品。
新垣結衣の今後の可能性を広げたことがすばらしい。
○山田太郎ものがたり
このドラマもテンポの良さとキャスティング。
兄弟愛という涙なしでは見られない要素も高評価。
盛り上がりどころがもう少しほしかった。
○ライフ
新人発掘という意味でいい作品となった。
もっと早めに逆襲が始まっていれば・・・である。
○ホタルノヒカリ
綾瀬はるかの新境地開拓と藤木直人初めてのはまり役。
とにかく二人の掛け合いのテンポの良さは秀逸だった。
中盤の中だるみがもったいなかった。
【主演男優賞】
◎舘ひろし(パパとムスメの7日間)
文句なし。ダンディ鷹山はどこに行ったのか??
細かい女子高生の仕草は演技ではなく本物ではと思うほど名演技。
それにしても、よくこの役受けたなぁ。あっぱれ石原プロ!!
○二宮和也(山田太郎ものがたり)
兄弟をまとめるお兄さん、貧乏を楽しんでいるお兄さん、なんか良かったなぁ。
多部未華子との掛け合いも気持ちのギャップがあることをうまく表現していて好きだった。
【主演女優賞】
◎綾瀬はるか(ホタルノヒカリ)
「世界の中心で、愛をさけぶ」→「百夜行」で終わったかに見えた
綾瀬はるかの女優人生。はっきりいって驚いた。
いい演技できるじゃん、今後は明るい役やらせてあげて。
○新垣結衣(パパとムスメの7日間)
この役をやらせた事務所の大英断に拍手だなぁ。
こければ超痛手だったと思うけど、結果的には大成功。
どんな役でもできる女優に急成長。
○北乃きい(ライフ)
初主演のうえ難しい役を演じきった点を評価。
ひとつひとつの表情も丁寧で今後の活躍が非常に楽しみ。
【助演男優賞】
◎藤木直人(ホタルノヒカリ)
今までで一番いい演技を見せた。
何をやっても冴えない演技というイメージを払拭。
次にも活かしてほしい。
○細田よしひこ(ライフ)
もう別の仕事が来ないんじゃないかということと、
実生活でいじめられてしまうんではないかという程の怪演。
まじでキモ怖かった。
【助演女優賞】
◎多部未華子(山田太郎ものがたり)
はっきり言ってビジュアル的にめちゃくちゃ光るわけではないのだが、
あの笑顔とはっちゃけた妄想演技を評価。
初ドラマであの演技はすばらしすぎる。
○福田沙紀(ライフ)
上戸彩のバータータレントから脱却。
徹底したいじめっ子演技は素なのではないかというくらい
怖く恐ろしかった。次の作品で彼女の命運が決まる。
【優秀新人賞】
◎多部未華子
◎北乃きい
文句ない活躍でしょう。
【優秀脚本賞】
この賞は原作脚本だと難しい。
原作を見ていないと評価できないからだ。
もっとオリジナルの作品が見たい。
【優秀主題歌賞】
◎『Happiness』嵐(山田太郎ものがたり)
この曲聞いていると本当に「Happiness」だなぁと、口ずさんでしまう。
○『LIFE』中島美嘉(ライフ)
古いんだから新しいんだか分からない曲調なんだけど、これも口ずさんでしまう。
ドラマにもあっていた。
【タイトルバック賞】
◎山田太郎ものがたり
素晴らしいタイトルバックのベスト10に入るほど大好き。
エアギターとの相性もぴったりだし、キャストがとにかく楽しそう。
何度も見てもいいって、すごいタイトルバックだと思う。
◎牛に願いを Love&Farm
このドラマの唯一の評価ポイント。ザ・青春群像のタイトルバックでよかった。
作品がひどすぎたけど、タイトルバックが良いなんて珍しすぎる。
【特別賞】
女帝
この作品面白かったし、毎週金曜仕事から家に帰るのが楽しみだったんだけど・・・
上記の賞にどれもあてはまらない。でも評価したい。
いいとこなしといえば、いいとこなし。だけど、おもしろい、不思議な作品だった。
【無駄遣い賞】
井上真央(ファースト・キス)
成海璃子(受験の神様)
志田未来(探偵学園Q)
堂本光一(スシ王子)
玉山鉄二・相武紗季・小出恵介
香里奈・戸田恵梨香(牛に願いを)
という役者たちが特に作品に恵まれなかった人たちです。
役者が悪いうというよりも・・・ということです。
以上が、2007年7月クール総評でした。

この記事へのコメント
ちーず
7月期はコメディーに秀作が多く、シリアスドラマが
物足りなかったのが残念です。
次クールもどうぞよろしくお願いいたします。
Luisa27Smith