たけしの日本教育白書 ~森永乳業の恒久的救済~

2007年10月27日に放送された「たけしの日本教育白書」
毎年1回放送されているが、タイトルどおりの番組かというとそうでもない。

爆笑問題の太田光の小倉智昭へのカツラ攻撃が話題となっていて
そちらのシーンもそこそこ興味深いのだが、
「森永ヒ素ミルク事件」の映像は比にならないほど興味深かった。

”恒久的救済”という言葉聞いたことありますか?
森永乳業が「森永ヒ素ミルク事件」の被害者に対して行っていることだ。
当然といえば当然ではあるのだが、企業がミスを認めたこと自体異例であり
そして金銭的負担を行うことも異例なのだ。

事件が発生したのは1955年8月。
森永乳業徳島工場製品MF印粉乳を飲まされた人工栄養児1万2131名が被害、
133名の尊い命が失われた。
森永乳業は当初事実を認めなかった。
1963年の刑事裁判では、一審判決で森永乳業側無罪。
しかし、1973年11月に差し戻し裁判で森永乳業は責任を認めた。

1969年に発足した「森永ひ素ミルク中毒の被害者を守る会」と
「厚生省」「森永乳業」の3者間により
1974年4月に”恒久救済の道を求めて”「財団法人ひかり協会」が発足した。

1955年といえば、私の母が生まれた翌年。
つまり、私の母も被害者になっていた可能性があったということだ。

ミルクを与えた母親は自分がミルクを子どもに与えてしまったことを悔やみ
自分の母乳が出なかったことを悔やみ
母親が2重の苦しみを感じたままいき続けた苦しみが悲しいほど伝わってきた。

そして、50年以上たった現在でも多くの被害者が苦しんでいる。
ミルクを与えた親が亡くなり、障害が残った子どもが残され生活していかなくては
ならない状況がある。

そこで思うことがある。
結局日本の国も企業も何も変わっていないということだ。
森永乳業のこの大失態を50年以上前に見ておきながら、
「薬害エイズ問題」「C型肝炎問題」「ミートホープ事件」「白い恋人事件」「赤福事件」・・・
と、国においても、企業においても、このような失態は枚挙にいとまがない。

「人の身体に入れるもの」

それをつくるだけの責任を感じていない企業、
本来国民を守るべき厚生労働省(厚生省)がそのような無責任企業を助長する、
そんな国かと思うと悲しすぎる。

いつも思う。
無責任企業や厚生労働書の担当者の家族が被害者であったら・・・・・・
いつ自分や自分の家族が被害者になるかも分からない、
そして、自分たちがいくら気をつけていても、いつの間にか被害者なってしまう。
どうしたらよいのだろうか・・・

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