2005年09月11日

ザ・ノンフィクション 「天国に誓う白球〜もうひとつの甲子園〜」

毎週日曜日昼フジテレビでOAされている”ザ・ノンフィクション ”
11日は伝説の野球コーチと呼ばれていた高畠導宏氏亡き後の筑紫台高校の1年を描いた秀作。

高畠導宏氏とは・・・《asahi.comより》
ロッテ打撃コーチ時代の高畠さん=02年3月 「才能とは、最後まであきらめないこと」。甲子園を夢見た元プロ野球コーチは、教壇からいつもそう語りかけていた。膵臓(すいぞう)がんで1日に亡くなった福岡県太宰府市の筑紫台高校教諭の高畠導宏(みちひろ)さん(60)。60歳を前にして、昨年4月に教師へ転身した矢先だった。遺志を継いだ同高は、全国高校野球選手権福岡大会で1回戦を突破した。
 岡山県出身。プロ時代は高畠康真の登録名で活躍。選手として南海(現ダイエー)で5年、コーチとして福岡ダイエーホークスを含めセ・パ両リーグ延べ7球団で計30年を過ごした。
 打撃指導に催眠術を使うようなアイデアマンだった。若い選手の心に近づくため心理学に目を付け、大学の通信講座で教職課程を受講。5年かけて単位を取った。
 プロ野球打撃コーチから高校教師に転じた高畠導宏さん=03年10月21日、福岡県太宰府市の筑紫台高で ロッテとのコーチ契約が切れた02年秋、筑紫台高校を知人に紹介され、縁もゆかりもなかった太宰府で2週間教育実習をした。教室で、廊下で、気さくに生徒に声をかけ、職員室でも生徒に囲まれるほど慕われた。
 校長から「ぜひ教諭に」と請われた。2球団からコーチの誘いを受けていたが、東京で留守を守る妻聡子さん(47)に「5年だけ」と頼んだ。単身赴任を心配する妻に「一度甲子園に行ったら帰ってくる」と約束した。
 プロ関係者が高校野球の指導者になるには、退団後に2年以上の教諭経験を経た上で、日本学生野球協会の適性審査を受けなければならない。だから、赴任しても野球部が練習中のグラウンドに決して入らなかった。
(後略)
という、すばらしい経歴を持たれている方。

この作品で印象的な言葉だったのは、高畠氏に誘われこの高校に来た現監督の言葉。
「目標は甲子園出場、目的は人間形成」
この夏事件を起こした明徳義塾・駒大苫小牧、また学校の宣伝のために県外から高校生を集め
甲子園に出場しようとしている全国の高校に聞かせてやりたい言葉だ!!
この気持ちが、高畠イズム。

そして、高畠氏は無意識にやっていたのだろうが、
”決して怒らず、相手の長所を伸ばそうとする教え方”を徹底していたそうだ。
これって、簡単そうでとても難しい。
どうしても、人は命令したり、悪いところを注意し続けたりする。
他人のやる気を引き出すこと・・・これって会社という組織に属しているのであれば
永遠につきまとう課題だよなぁ〜

っていうか、野球のプロアマ規定の、プロの世界にいた人は2年間アマに教えることは
できないなんていうものは早く撤廃するべきだ。
このよく分からない規定のために高畠氏は筑紫台高校の野球部員に
生の指導をせぬまま他界してしまったのだ・・・
こんなことをやっているうちは、どんどん野球が衰退していくことは間違いない。

残念ながら、05年夏筑紫台高校は一回戦で敗退することになってしまったが、
是非来年以降がんばってほしい!!








甲子園への遺言伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯


甲子園への遺言伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯

posted by ようすけざん at 22:48| 東京 ?J| Comment(1) | TrackBack(2) | ドキュメンタリー全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ!私は高畠先生から授業を受けた事のある、筑紫台の生徒です。
先生には、大変お世話になりました。先生は、いつも、いつも生徒の事を気にかけていて、生徒の夢を必ず聞いて学校を回っていたのを覚えています。そして、会うたびに「調子はどうや?夢に向かって頑張っとうや?」と話しかけていました。
そして、たまに会うと、喉か沸いたろ?とお金を渡してくれる気さくな人でした。生徒からも信頼が厚かったし、人として完璧な人だったと思います。本当に素敵な方でした。最後の最後まで生徒を思い、力のある限り授業をしていました。
先生、本当にアリガトウ。と伝えたいです。
Posted by nana at 2005年09月22日 17:56
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