過去六回でもっとも心に響いたな~
思い出すだけで、泣けてくる。
なんだか、電車に乗っていても思い出して目真っ赤にしてしまった。
それにしても、成海璃子よくやったな~ホントいい演技するよ~
前回は亜湖が亜也のことを親の愛情から理解し、
今回は弘樹が亜也のことを亜湖と親の愛情から理解した。
亜也の病気が進行してしまう中、つながりが強くなっていく、池内家。
素晴らしい家族だ。
単に瑞生(陣内孝則)が多用していたと思われた、「さすが俺の子供だ」という言葉も、
弘樹の胸に拳をあてた後に言われちゃー 涙腺も一気に緩んじゃいますよ。
そして、亜湖の亜也に対する兄弟愛の深さを感じた回でもあった。
今までは優秀な姉にコンプレックスを感じていたかもしれないが、
本当は好きで好きでたまらないということを再認識したのだろう。
尊敬してて、憧れている姉なんだ。でないと、弘樹に対するあの演技はできない。
弘樹の気持ちも分からなくない。姉のことは好きだ。だけど、思春期の少年であれば、
仲間はずれにされるのは嫌だって思うだろうし、亜也がどうなるか分からない不安がある。
それに、弘樹のチームメイトの表現はあまりにひどすぎて引いたよ。
だけど、実際自分はどうなんだろう。
きれいごとしか言えないんじゃないか?
錦戸亮演じる遥斗は、いつも同じ目線で亜也のことを見ている。
病気になる前と同じ視線で。バスの場面は象徴的だよな~
どうしても、”何かしてあげなくちゃ”と思ってしまう。
”してあげなくちゃ”という気持ちの段階で、もうされる方にとってみれば
”そこまでしてくれなくても”という気持ちになるんだろう。
”できるものはできる”のだから、できるものまで手伝うことはないんだ。
こう細かく一つ一つを見ていくと、脚本の難しさがまず考えられる。
1つの言葉や、言葉尻で大きく内容が左右する作品
なだけに、スタッフもよくぞ難しい作品に挑んだと思う。
そして、お涙頂戴になっていない点が本当に心に響く。
このドラマを見て、いろいろ考える。考える。考える。
考えても、答えはないが、考えつづけてみる・・・
03:49
この記事へのコメント
タカシ
亜也の噂話をするオバサン、席を譲る人。ス-パ-の店長さん・・・・。みんな普通の行動。
でもなんかひっかかるものがありますよね。
遥斗の「私は身体が不自由なんだよ」「いばるなよ」・・傍から見ると酷いやつに見えるけど
何故か心地よい。やはり相手の事を本当に思っているかどうかの違いでしょうか?
歩けるならできるだけ以前のままに、もし歩けなくなった時はおぶってでも・・・っという強い
気持ちが必要なんですよね。でも難しい。
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