2006年7月クール ドラマ総評

少し遅くなりましたが、 テレビ朝日の3作品が奇跡の打ち切りという事態に見舞われた 2006年7月クールの総評です。 【作品賞】 ◎マイ☆ボス マイ☆ヒーロー 長瀬智也の演技力と魅力的な脚本+演出力。 一度も雑に描くことなく、28歳の高校生をうまく描ききった。 そして、新垣結衣、香椎由宇の魅力を引き出した点も評価。 ○下北サン…

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花嫁は厄年ッ!! 最終回

正直残念な最終回だった。 結局は、幸恵は亡くならないという予想通りの結果となった。ただなんだか、おまけ的な第12話という感じだった。 数年後とか、その後とかが長時間続いちゃうと一気に冷めてしまう。 秦建日子氏は、安土家の幸せな姿をできる限り描きたかったんだろうが ちょっと欲張りすぎ。 幸恵が亡くなったように見せるためにCMを挿んじゃう…

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マイ☆ボス マイ☆ヒーロー 最終回

今クールNO1 そして 今のところ2006年NO1作品となった 「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」 とにかく楽しかった。 それもこれも長瀬智也に尽きる!! 笑顔も泣き顔も、そしてふざけた顔も全部が魅力的だった。これでまた、長瀬智也はひとつ株をあげた。   最終回の見所はただひとつ。 真喜男がどうなるかということではない。 真…

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サプリ 最終回

ジャニーズファンには申し訳ないですけど、 亀梨和也さん、あなた髪切りなさい!! 金八先生に見えちゃうんだって。 「3年B組金八先生」の第一弾の武田鉄也と大差ないですから~ 残念!!(がんばれ、波田陽区!!)余談はおいといて、本題。 とにかく期待外れとはこのこと。話は3ヶ月間ずっと平坦のまま。 見ててドキドキもしなければ、来週どうなるんだ…

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誰よりもママを愛す 最終回

結局は一人ひとりキャラクターを活かすことができなかった。 っていうか、誰一人にも共感できなかったというのが正しい。 内田有紀も玉山鉄二もなんかありえなさすぎキャラだよ。 思いっきりぶっ飛んでておもしろいならいいが、なにか中途半端でそれがおもしろくない・・・それに大誤算は、次男薫の長島弘宜くんが目立たないキャラとなってしまった点。 彼を責める…

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黒い太陽 最終回

友人がすばらしい作品だというので最終回だけ見てみた。 最終回だからこんなにテンポが速いのか? 相当テンポが速かった。 この勢いだったら見ていたら相当面白かったのではないかと思う。 水商売の世界が恐ろしいことはよく知っているが、 それ以上に知っている友人は このドラマで描かれていることはリアルに近いらしい。 お~コワ!! 永井大の…

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タイヨウのうた 最終回

盛り上げろよ~ もっともっと盛り上げろよ~っていうくらい、盛り上がらなかったなぁ・・・   結局は”親子愛”という部分が、一番目立った。 友人でも、恋人でもなかった。 つまり最後までこのドラマは、”親子愛”を超えられなかった。だからこそ、友情や恋で引っ張ったのは失敗だったことになる。 それに、映像や表現も”タイヨウ”に依存…

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花嫁は厄年ッ!! ~最終回じゃなかったっっ!!~

てっきり結婚して最終回かと思ったら、来週が最終回。 「下北サンデーズ」が終わったから、てっきりこちらも終わりかと・・・ 大変失礼しました。   ということで、「花嫁は厄年ッ!!」急にいい話になったなぁ~ 安土家のみんなが明子の家に迎えにくるあたりは 結婚ジーンてきましたね。 ただここの演出ももったいない。 セットとリアルな…

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花嫁は厄年ッ!! ~やっぱり最後まで演出が稚拙ですな~

篠原涼子が矢部の車を追う時の「一郎」の声。 矢部が車をとめるときのブレーキ音。いらないっす。 いらないんです! 演出家の表現力があれば、 極端な話、BGMだっていらないんですよ。 そりゃ、ラジオドラマだったらしょうがないけどさ。見て分かるものなんだから、表現の仕方はいくらでもあるはず、 そこを考えるのが演出家の仕事だ。 撮れば良い…

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タイヨウのうた ~安っぽいよ、あんなに簡単に捕まるなんて・・・~

純愛・友情だけでよかったのに・・・ と、思ってしまう孝治の過去話。 話を盛り上げようと膨らませすぎると、話が分りづらくなるし、 あまりに現実と乖離してしまう。  孝治にわざわざ過去をしょわせなくても良かったのではないか、 そう思えてしょうがない。 薫と孝治の純愛が見たかった。 本当はそれだけで良かったはず、ただ描く側にそ…

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