2018年06月26日

昼顔 ~映画館で見る価値があったのか?~

2014年7月クールにフジテレビ木曜劇場枠で放送された
井上由美子脚本 上戸彩主演「昼顔


平均視聴率は全11回13.9%。最高16.7%(第10回)と
2014年以降木曜劇場枠では最高。

恐ろしいことに木曜劇場枠は、
「営業部長 吉良奈津子」初回(2016年7月21日OA)の10.2%
以来この約2年間一度二桁を取れていない枠となっていた。
木曜劇場枠については、今度追って記事を書きたいと思う。

ということで、映画「昼顔


2014年9月に連続ドラマ終了後、映画版公開が2017年6月。
上戸彩の妊娠出産があったからか、2年後の公開となった。

いや~伊藤歩の恐ろしさだけが際立った。
自動車があんな感じになっていて、相手が即死なのに、生き残る。
突っ込みどころなんだけど、伊藤歩の「昼顔」での蓄積されたキャラクターがあったので
気持ち悪いながら受け入れてしまった。


蛍と列車信号を重ね合わせたラストシーン。
映像としてはなかなか凝っていて悪くない。

ただあの場面、列車は急停車していないとおかしい。
ホームに落ちている人がいるのだから、運転手は警笛を鳴らし、止まらないといけない。
フィクションだからと言い訳するのではなく、そういったディテイルこそこだわるべきなのだ。


そして、ラスト上戸彩の語りだけで、
子どもの存在を示すのは映像作品としては、テクニックがない。
一捻りしてほしかった。
そもそも、子どもができたことを救いというのも安易すぎた。

スペシャルの2時間ドラマであれば、十分に見応えがあったが
お金を払って、映画館で見るには耐えられない。

上戸彩の美しさが変わらずだったことが唯一の救いだった。
posted by ようすけざん at 22:01| 東京 ☀| Comment(0) | 映画全般 | 更新情報をチェックする

2018年04月29日

シェイプ・オブ・ウォーター ~グロいシーン多数の純愛ドラマ~

第90回アカデミー賞 作品・監督・美術・音楽賞
第74回ベネチア国際映画祭 金獅子賞
第75回ゴールデングローブ賞 監督・作曲賞
第43回ロサンゼルス映画批評家協会賞 撮影賞
を受賞した

1962年、アメリカ。政府の極秘研究所に勤めるイライザは、
秘かに運び込まれた不思議な生きものを見てしまう。

アマゾンの奥地で神のように崇められていたという“彼”の奇妙だが、
どこか魅惑的な姿に心を奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。

子供の頃のトラウマで声が出せないイライザだったが、
“彼”とのコミュニケーションに言葉は必要なかった。

音楽とダンスに手話、そして熱い眼差しで二人の心が通い始めた時、
イライザは“彼”が間もなく国家の威信をかけた実験の犠牲になると知る─。
(「シェイプ・オブ・ウォーター」公式ホームページより)

「シザーハンズ」を初めて見た時と同じ印象を持った。
シェイプ・オブ・ウォーター」の言葉を借りるなら”まとも”とそうでない人の物語。

1962年という舞台設定の時代が良い。
逆にそうでなければ成立しなかった作品だ。
今だったらあんなにセキュリティ緩くないし、
電話連絡の方法などもっと突っ込みどころがあったと思う。

また、とにかく映像がきれいだった。
水という、簡単そうで難しいものを題材に美しく描かれていた。
雨、海、お風呂の水、そしてバスの窓ガラスをつたう雨水も。

音楽もいい。
テンポの良い音楽が多く作品全体をまとめていた。

R15指定だったのは、グロさとヌードが登場するからか。
作品冒頭でサリー・ホーキンスが全裸になり、湯船に入り、ことを行うシーンには驚いたが
これも伏線と言えば伏線。

タイムカードを、オクタヴィア・スペンサーがいつもサポートしていることが
後にアリバイづくりになること。
イライザの住居下の映画館に空席が多いことも後に回収される。

それほど期待せず見たことも大きいのだが、かなり楽しめた作品だった。
posted by ようすけざん at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | 映画全般 | 更新情報をチェックする

2018年03月19日

ドラえもん のび太の宝島 ~マーケティングされた映画版ドラえもん~

昨年に引き続きドラえもん映画版を見た。

星野源が主題歌「ドラえもん」でも話題になっており、
その甲斐あってか映画館も満員。

作品自体は至極単調。
子どもの頃見た「映画版ドラえもん」は伏線がいくつかあり
それが回収されることに感動していた記憶が強い。

一直線の道を曲がることない作品であった。
だからわかりやすさはずば抜けていたし、
子どもたちにはわかりやすい作品に仕上がっていた。

導入は夢のシーンだが、子どもたちを飽きさせないためには素晴らしいと思う。
子供向け映画をつくつ「マーケティングの教科書」を見ている気分になった。

ただ、途中は話が進まないので、ぐるぐるしていて大人にはだいぶ退屈だった。
「ドラえもん」の道具が、特効薬的に利いて解決する話だと気持ちいい。
来年は”月”かな?
posted by ようすけざん at 01:03| 東京 ☔| Comment(222) | 映画全般 | 更新情報をチェックする

2017年04月29日

ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険 ~9年ぶりのドラえもんは悪くなかった~

2008年に「ドラえもん のび太と緑の巨人伝」を見て以来、
9年ぶりにドラえもん劇場版を見に行った。

2017年は「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」
9年前の作品があまりにひどかったので期待せずに見たのだが悪くなった。

過去のドラえもんが固まっている的な
タイムマシーン(今回はタイムベルト)を使ったお遊びなど
劇場版のベタな展開を、しっかりトレースすればいいのだ。

もちろん今回は南極という新しい場所だったのもよかったかも。
平井堅のエンディングテーマもよかったな。
なんで昔は海援隊だったんだろ・・・

2018年は海賊みたいだ。
posted by ようすけざん at 22:56| 東京 ☀| Comment(328) | TrackBack(0) | 映画全般 | 更新情報をチェックする

2017年01月29日

この世界の片隅に ~戻ってこい、能年玲奈!!~

昨年から見たいと思っていた「この世界の片隅に」

「あまちゃん」で一世を風靡した能年玲奈も、何をどう間違ってしまったのか
本名である”能年玲奈”も使えない事態に。

改めてこの映画を見て、”のん”でも”能年玲奈”でもいいからもっと見てみたいと思った。
それくらい魅力的な女優である。

この映画の3つのギャップが魅力的に感じた。

まずは、テンポ。
全体的にテンポよく進んでいく。ちょっと早いくらいのテンポでもある。
ただ、見せるところはじっくりと描く。
このギャップが2時間を超える作品なのに、ちっとも長さを感じない理由であり
しっかりと引き込まされたポイントなのだと思う。

そして、絵のテイスト。
全体的に優しいテイストなのだが、
戦争の醜さを描くシーンでは時にグロテスクの場面も見られた。
特にラスト間際では少し声が出てしまいそうなくらいに、目を反らしたくなるシーンもあった。
幸せな日常と戦争のある不幸せな非日常のギャップをより強く感じさせられた。

最後に、すずというキャラクター。
これは作品全体のメリハリに大いに活きた。
すずの天然さが優しい笑いにつながる、
一方で姪のことなどがありながらも強く生き抜く姿には、強く心を打たれる。

監督の巧みさを十分に感じる作品であった。
一方、ギャップがなかったのは、主人公すずと能年玲奈。
これは監督も言うように、能年玲奈しかいないというのも頷けた。
すずの天然さは、「あまちゃん」天野アキをすぐに感じさせるものでもあった。

あ~能年ちゃん、ドラマ出てよ!

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posted by ようすけざん at 17:55| 東京 ☁| Comment(324) | TrackBack(0) | 映画全般 | 更新情報をチェックする

2015年01月23日

岩井俊二のMOVIEラボ ~蒼井優と鈴木杏はどこで違ったか~

映画監督岩井俊二が主宰という立場で、
新旧洋邦の名作を題材に、映画の魅力を伝える番組。

もちろん名作と呼ばれる作品を改めてみることもいいのだが
好きなのは「1分スマホ映画ロードショー」。
懐かしい「えびぞり巨匠天国(エビ天)」を思い出す。

若いクリエーターが、著名なクリエーターと関われる場面は美しい。
「イカ天」もそうだったが。

それにしても、蒼井優の美しさに比べ、鈴木杏のおばちゃん化がすごいな。
posted by ようすけざん at 00:06| 東京 ☀| Comment(340) | TrackBack(0) | 映画全般 | 更新情報をチェックする

2013年10月06日

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 ~残念すぎた・・・~

「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
http://www.odoru.com/index.html
が地上波で2013年10月5日にOAされた。

もうやらなくてもよかったのかもしれないが、
なんだかんだ言って最終興収59.7億円は立派。
http://www.eiren.org/toukei/
2013年では洋画も含めて3位。
それはフジテレビはやめられない。

ちなみに、
1位「BRAVE HEARTS 海猿」
2位「テルマエロマエ」
もフジテレビ。

それにしても「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」にはがっかりした。
さらに、本広克行監督のこのインタビューを見てがっかり。
http://mantan-web.jp/2013/05/05/20130505dog00m200008000c.html

なんだか変な夢を見せられているようだ。
本当に夢であってほしかった。

やっぱり、バスが突っ込むのはないよな。
一気に冷めた・・・
posted by ようすけざん at 22:57| 東京 ☀| Comment(387) | TrackBack(0) | 映画全般 | 更新情報をチェックする

2013年01月31日

感染列島 ~国仲涼子の死は必要ない~

「感染列島」を見たのだが、ショッキングなシーンが多い。
http://www.tbs.co.jp/movie/kansenrettou/

未知のインフルエンザに対してどう対応するかの
問題提起としてはいい作品だったと思う。

ただ、細かい点であまりに稚拙。
とにかくマスクもせずに対応していることが多い。
感染源である離島に入ったにもかかわらずマスクをしていない・・・
ありえないよ。
確かにマスクをしていると誰だかわかりずらいという演出重視の結果なんだろうけど。

そして、残念すぎるのは無駄に国仲涼子を殺してしまったことだ。
死なせることにあまりに意味がなさすぎる。
お涙頂戴にもならない。

感染が広がっていっている様子が、数字だけで示されていくだけという演出も残念。
廃墟の銀座が映ったくらいであまりに稚拙。
どれだけの危機感があるかが伝わりずらかった。

posted by ようすけざん at 21:53| 東京 ☁| Comment(761) | TrackBack(0) | 映画全般 | 更新情報をチェックする

2012年06月21日

ボックス! ~市原隼人のプロ根性!~

百田尚樹原作の「ボックス!」
http://www.box-movie.jp/
http://www.tbs.co.jp/movie/box-movie/

市原隼人のプロ根性あふれるボクシングシーンに惚れた。
とにかくリアリティがあって、一気に引き込まれた。
市原隼人って、いい役者だなぁと。

ストーリーはいたってベタ。
男と男の友情ものはベタが一番。

オープニングの電車が停電になり、車内でなぐり合うシーンの演出は秀逸。
かっこよかったなぁ~

百田尚樹原作を読んでみよう。
posted by ようすけざん at 02:29| 東京 ☁| Comment(410) | TrackBack(0) | 映画全般 | 更新情報をチェックする

2011年12月31日

踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ! ~残念・・・~

いよいよ「踊る大捜査線」が、2012年秋公開の映画版でFINALを迎えることになった。
http://www.odoru.com/

「踊る大捜査線 THE MOVIE」:興行収入101億円(1998年10月公開)
「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」:興行収入173.5億円(2003年7月公開)
「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」:興行収入73.1億円(2010年7月公開)

と全作品において興行収入は群を抜いている。
そう、「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」の評判がいくら悪くても73.1億円。

でも、イマイチだった。はっきりいって。
全体的にぐちゃ~っとしたというか、心躍る展開はなかったなぁ。
結局、小泉今日子なのかよ、という残念感でいっぱい。

「死ぬ」とか「生きる」をきちんと描こうとしている割には、あまりに軽く感じてしまって
受け入れられなかったというのが正直なところ。

水野美紀は大人の事情でおそらくでていないのだろう。
時東ぁみは名前を思い出すまでに時間が相当かかった。
当時ですら、なぜというキャスティングだったろうに。

森廉が、「踊る大捜査線」本編第1話に登場していたので
織田裕二が最後にいじったっていうのは、おもしろかったけど。

FINALは不安であり、楽しみであり、応援したい!!
ラベル:踊る大捜査線
posted by ようすけざん at 01:38| 東京 ☀| Comment(356) | TrackBack(0) | 映画全般 | 更新情報をチェックする