今クールは、3作品の圧倒的な強さで幕を閉じた。
特に、「華麗なる一族」と「花より男子2」は話題性の高さは近年にないものだった。
【作品賞】
◎花より男子2
分かりやすさとテンポのよさを評価。
大河内滋の話で終わっておけば、名作までいけたかも。
ラスト数話が残念な仕上がり。
○エラいところに嫁いでしまった!
な~んか無難に見れて楽しかった。悪役がいない作品も楽しい。
【主演男優賞】
◎速水もこみち(東京タワー)
ここはあえて、速水もこみち。
いろいろなところで、とにかく評価が低すぎるのだが、
それほどでもない。だからあえて選んでみた。
もちろん期待もこめてだが。
【主演女優賞】
◎井上真央(花より男子2)
ここは圧倒的。完全に、「牧野つくし=井上真央」までもっていった。
ただ今後が厳しいか?!
でもこの作品がなければジリ貧になっていたことは間違いないわけで
TBSに足を向けて眠れない。
○小西真奈美(きらきら研修医)
いやいや彼女マジがんばったって。
宣伝費を「花より男子2」と「華麗なる一族」と「渡る世間は鬼ばかり」に持っていかれるという
必然的な不運を、無理矢理な元気さで乗り切った。
演出家によって、作品の質の差があまりに大きすぎたため彼女は被害者の一人。
【助演男優賞】
◎北大路欣也(華麗なる一族)
やはりすごい威圧感。
台詞の稚拙さに苦しまされた点を、演技力でカバー。
うん、やっぱりすごかった。
○松本潤(花より男子2)
「牧野つくし=井上真央」「道明寺司=松本潤」という図式は固まった。
パート3は困難であるが、ご褒美としての海外ロケスペシャルの可能性はあり。
【助演女優賞】
◎倍賞美津子(東京タワー)
これも圧倒的。見ているだけで泣けてくる。
本当に、マー君を思う気持ちがひしひしと伝わってきた。
【優秀新人賞】
◎加藤夏希(花より男子2)
期待もこめての新人賞。大河原滋は最高のキャラだった。
キャラに救われていることもあるとはいえ、今後に大きな期待。
【優秀脚本賞】
今クールはなし。残念。
【優秀演出賞】
こちらもなし。
【優秀主題歌賞】
◎『蕾』コブクロ(東京タワー)
まじでいい曲。コブクロの外れのなさは脅威。
以上が、2007年1月クール総評でした。