2006年07月30日

雨と夢のあとに ~天才福田麻由子は舞台でも天才だった!!~

 「クローズ・ユア・アイズ」以来実に6年ぶりに「演劇集団キャラメルボックス」の作品を観た。
6年前とは団員の顔ぶれも大きく変わっていて、当時若手有望株でいくつかの作品に

主演していた中村亮子と小川江利子の姿はもうなかった。

(ちなみに中村亮子はT&Gで働いているようです。)
 
今作品は、福田麻由子をはじめキャスティングで見せた部分が大きい。

10話のドラマを2時間弱にまとめるということは、スピーディさが生まれる部分
こころの動きを丁寧に描くことが難しくなってくる。
その心の動きを表現できたのは、キャストの力が一番だろう。
 
それにしても、中盤からは涙が止まりませんでしたよ。
とにかく、福田麻由子がうまい!!
体の動きの硬さが若干あれど、12歳ですよ。
ドラマとは違って、生のお客さんがすぐそばにいる状況だし、
 一秒たりとも気が抜けない状況での、あの演技とあの表情。

いやいや、将来どんな女優になるのか本当に楽しみ。
彼女の笑顔は本当に幸せになります。
 
それから、岡田達也。
38歳なんですね~ もうベテラン。
雨と完全に親子になっていて、演技での親子ではなく、本当の親子にしか見えなかった

といっても過言ではなかった。
 
久松信美、楠見薫を夫婦役としたところもすばらしい。
ドラマ版にも負けない熱演。
 
それにしても驚いたのは、岡内美喜子。
きれいなんだけど、伸びない女優というイメージだったのだが・・・

すばらしい暁子さんでした。
とにかく、6年という歳月がここまで人を成長させるか!!と驚いた。
中村亮子、小川江利子退団後の若手女優の重圧を背負いながらも
ここまできたのには相当の努力があったのだと思う。
同じ年なのになんだか、娘の成長を見ているようだった。
雨に対するあの優しい表情、心惹かれました。
 
6年ぶりに見に来た芝居には

大森美紀子、西川浩幸、石川寛美、上川隆也
坂口理恵、菅野良一、前田綾、細見大輔
が出ていなかったけれども、

私が好きだった「演劇集団キャラメルボックス」でした。

6000円というチケット代はあまりに高い気がするが、
この作品に関しては十分にその価値がある作品だった。
ぜひ、ご覧下さい!!