2018年05月12日

やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる ~時代にあった教育とは~


演出の柳川強はホームページの「演出にあたって」で

「飛び出せ青春」「3 年B組金八先生」「スクールウォーズ」「GTO」「ごくせん」などなど、それぞれの世代が思い描く学園ドラマのヒット作は、色とりどりである。それは、ひとえに学園ドラマなるものが「時代の映し鏡」だからだと思う。私事ではあるが、小学生の息子の授業参観の時、必死に授業をする先生がいる一方で、廊下で世間話に興じ、授業の妨げにすらなっている母親達の姿を見て、愕然とした思いがある。が、私は多くの人と同じく“サイレントマジョリティー”である。注意する事は出来なかった・・・。何かが窮屈になった学校の現場ではそんな事が多々ある。教師、生徒、父兄、多くの“サイレントマジョリティー”に向かって「それって、おかしいですよ」と“ほえる”第三者が、今こそ必要だ。それが、神木隆之介さん演ずる“やけに弁の立つ”主人公です。
「学園ドラマは時代の映し鏡」―かくして10 年代を代表する学園ドラマが誕生した、と私は確信しています。

と語っている。

サイレントマジョリティーを”見える化”するこの演出意図に共感している。
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」はその期待に十分に応えてくれている。


第4話もおもしろかった。
ずっと変わらない校則。
ニュースでも話題になった”元々茶髪の生徒の髪の毛を黒にした”という話。

私が中学時代に、
元々黒毛なのに茶髪にして、元々茶髪だから
と言っていた人がいたことを思い出した。

そういう子がいるから、全員黒にしたほうが良い議論になってしまう。
でも間違っているのは、嘘をついている方。

今回はそこを起点とした話。
でも、そこはあくまでも起点。

その後、第4話冒頭で登場した
「公衆トイレにある、きれいに使っていただきありがとうございます」ネタを
伏線にした展開はお見事。

確かに、改善要望が通ってしまうと、学校に行かなくてはならない。
その生徒の気持ちをきちんと表現したこの作品は本当に素晴らしい。
この視点は、私にはなかった。
難しい。本当に難しい。

それにしても、ムックン小堺一機)のキャスティングが本当に絶妙である。
あのひょうひょうとした感じ、憎たらしすぎる。ほんと好き。
posted by ようすけざん at 23:04
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