東京都には、現在約1,050箇所の踏切があるそう。
そこで東京都では、踏切による渋滞を解消し、都市の機能や利便性を向上させるため、
道路と鉄道の立体交差化を進めている。
それは、連続立体交差事業(連立事業)である。
2018年7月段階で、
- 事業中区間
- 京成押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業
- 小田急電鉄小田原線(代々木上原駅~梅ヶ丘駅間)連続立体交差事業及び複々線化事業
- 西武新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業
- 西武新宿線、国分寺線及び西武園線(東村山駅付近)連続立体交差事業
- 京王京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業
となっている。
東京都都市整備局のHPには
というページがあり、準備中区間の説明パンフレットがデータで公開されている。
上記の中でもほぼ毎日通っている東武東上線(大山駅付近)に着目してみた。
なぜなら高架にできるような用地がないのではないかということと
大山駅付近だけを高架することのコストパフォーマンスの悪さを感じたからだ。
高架化するのであれば、中板橋以降成増までの方が現実的である。
にある東武東上線情報を見ると明らかである。
「東武鉄道東上本線(大山駅付近)連続立体交差化計画について」
東武鉄道東上本線大山駅付近の連続立体交差化計画及び関連する道路計画について(平成30年2月)(2.3MB)
説明会スライド(平成30年2月)(994KB)
都市計画素案の説明会 質疑概要(平成30年2月)(147KB)
大山駅付近の都市計画に関するオープンハウスの開催について(428KB)
これはこれは非現実な計画を進めているとしか思えない。
東上線を改善するなら、この短期間ではなく長距離の地下化を長期的に検討すべきである。
東京都はもっと効果的に税金を使ってほしいと改めて思う事業であった。
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