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「半分、青い。」が最終回を迎えた。

涼次と離婚したところくらいまでが楽しんでみてられた。

そこからの律と強引に関係を戻していく姿は、前半をすべてを否定するような展開だった。

鈴愛（永野芽郁）と律（佐藤健）が一緒になってほしいという願いだけが叶えられた。

ただ、裕子（清野菜名）をあっけなく亡くしてしまうというのはあまりに安易だ。

そして、東日本大震災の扱い方が下手。

家族を残して、病院の患者を優先させて

「半分、青い。」を見て一番残念だったのは

展開が厳しくなった時に、誰かを亡くしたり、病気にすることで話を動かしていたこと。

それは、決して良い展開だとは思わない。

どちらかで言えば、残念な展開だ。

それから、律の元妻であるより子（石橋静河）の扱いがひどかった。

土曜日に仲直りしたかと思えば、月曜日に離婚させられているキャラクターだ。

佐藤健も「あさイチ」で”もっと早く離婚したほうがいいと思っていた”と語ったくらい。

一人ひとりの役を大切にするというよりも、話を展開するための駒として消費されていく。

それを考えると、改めて半年間を描ききる難しさを認識した作品であった。

ちなみに、石橋静河は石橋凌と原田美枝子の次女で

1994年7月8日に生まれの24歳。

「dele」第2話で、ガールズバーで働いていたのも石橋静河だ。

視聴率を見ると、前半は20％を切る週もあったが

第7週以降は安定して週平均で20％台をキープ。

第11週以降は21％台に乗せ、22％台に乗る週もあった。

あと、永野芽郁を番宣番組でフリーで使うのは危険ということが分かった。

なんだか残念になってしまったことがあった。

さぁ、来週からは「まんぷく」だ。